堂本剛対WaT、大波乱が予想されるアルバムチャートの行方

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今週のオリコンデイリーチャート模様、実はシングルよりアルバムのほうに見所があったりします。それはWaTとENDLICHERI☆ENDLICHERIの対決

ENDLICHERI☆ENDLICHERIはKinKi Kidsの堂本剛のソロプロジェクトが新たな展開を見せ、新たな名義でリリースしているもの。今作「Coward」は明るい曲調のものから極端に哀愁感が漂った重い楽曲まで、頭の中に巡ったメロディーを思うままに書き出したような感じでバラエティーには富んでいる。

一方WaTがリリースするのは「卒業TIME~僕らのはじまり」。
こちらはWaTの初めてのアルバムとなり、青春を思わせる爽やかで若々しさに満ち溢れた楽曲が勢ぞろいしていまる。それに一番のセールスポイントは、今現在入手が非常に困難であるインディーズシングル「卒業TIME」の表題曲(A面「卒業TIME」)が収録されていること。

アルバムを単純に比べてみると、ライト受けが良さそうなのは明らかにWaTの方である。それに、両者の最新シングルの初動を比べると、なんとWaTの「5センチ。」の方(123569枚)がENDLICHERI☆ENDLICHERIの「ソメイヨシノ」の初動(120136枚)を上回っている。後者は堂本剛名義の時と比べると初動を落としているのですから、WaTとの勢いの差は歴然。ファン数では堂本剛の方が勝ろうとも、ライト層はWaTの方に傾くのではないでしょうか。

「ロコローション」(ORANGE RANGE)VS「WAVER」の再来であるかのよう。あの時は堂本剛が週末レンジに数日間逆転を許しましたが、約2000枚差で堂本が逃げ切っています

剛はかなりの初動型ですから、初日からWaTが勝利するような事があればかなりWaTが有利なはず。明日の順位に注目したいところ。


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