来週のシングル、ジャニーズ新ユニット・テゴマスはどうなる？

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来週のオリコンシングルチャートの動向を占います。

来週の週間首位は、よほどのことがない限りテゴマス「ミソスープ」が獲得することになるだろう。KinKi Kids、KAT-TUN、関ジャニ∞に続く4週連続ジャニーズ1位となるはずだ。

テゴマスは、ジャニーズから生まれた新ユニットで、活動休止中のNewSの手越祐也と増田貴久の2人が組んだ。

ユニット名の由来は、2人の名前から、
Tegoshi
Masuda
という感じで「テゴマス」となっている。
(スウェーデンではTegomassとなっている。)

話題の日本人ボーイズデュオTegomassのCDS『Miso Soup』発売日の15日、ストックホルムのSpy Barでリリースパーティが行われた。スウェーデンプレスを前に、ふたりはスウェーデン語で自己紹介をしたのちカラオケをバックに２曲を熱唱、喝采を浴びた。

http://www.beatguidesweden.com/?p=news&news_id=117

このテゴマス、日本より先にヨーロッパへ進出し、11月15日にスウェーデンでデビューを果たしている。歌唱は英語詞ですが、その時のPVがこちら。
→http://www.youtube.com/watch?v=smNzF5cbRPA

この曲は異国の地で「ミソスープ」(つまり味噌汁)を題材にした作品をリリースするという意欲作だ。日本文化の特徴であるが、外国人には何かと敬遠されがちな味噌汁がこの曲のおかげで少しは理解されるかもしれない。日本とスウェーデンの両方でヒットとなり、テゴマスは日本とスウェーデンの架け橋的存在となれるのだろうか。

またこの曲は「青春アミーゴ」「抱いてセニョリータ」などを作曲したzoppが担当。どちらも2006年の年間シングルトップ100に入った作品なため、今作でもそれに続くことが出来るのか期待が集まっている。スウェーデンでも20位以内に入ったというこの作品は、日本では2位以下に差をつけて週間首位を獲得する可能性が濃厚だ。ただ他のジャニーズアーティストに比べて知名度・浸透度が低いため、初動10～15万枚売り上げられれば成功と言えるだろう。

新譜の2番手は、井上陽水奥田民生「パラレル・ラヴ」で間違いない。
97年にリリースされた「ありがとう」以来、この名義では実に9年ぶりのリリースとなる。「ありがとう」は初登場10位・初動7.7万枚、累積24.9万枚となっており、当時にしてみれば相対的にはイマイチな成績だったのかもしれない。しかし今なおの多くの支持を得ている両者のファン数は、当時からほとんど変動がないと見ていいだろう。しかし当時はビールのCMソングで使われる(発売後)など話題性があったのに比べ、今回はノンタイアップ。今回の陽水民生には、5万枚前後の初動を期待したいところだ。

その他火曜付デイリーでは田村ゆかり、倉木麻衣といった新譜からデイリー初登場トップ10入りがありそう。特に田村ゆかりは、穴場週であることから自己最高位塗り替えに大きな期待がかかるだろう。

その他注目は、当ブログが06年頭から注目し続けている久嶋美さちの新曲「異邦人」。あの久保田早紀の「異邦人」のカヴァー曲だ。2月の「リタの場合」から10ヶ月ぶりのシングルでいよいよヒットとなるのだろうか。穴場週であるため、当ブログではいつにも増してそのデイリー動向に大きな注目を寄せたい。

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