2006年のオリコン年間チャート集計期間のシングルに焦点を置き、1週間ごとに振り返っていく企画です。
第20回は06.04.12発売週。
やはりKAT-TUNを避け発売を逸らしていたのか、この週から再びリリースが盛んに。そんな中首位を獲得したのは常連のあのアーティストだった。
この週首位を獲得したのはB’z「ゆるぎないものひとつ」だった。
しかしデイリー初日からやや疑問点が発生。B’zがこの週2位に入った大塚愛「フレンジャー」に大差をつけることが出来なかったのだ。大塚愛はauタイアップソングのリリースとあり、EXILE同様に確変かという見方も多く生まれた。
実際、B’zが日曜付まで首位を守り完勝した裏では、大塚愛も日曜付まで2位という状況。B’zと大塚愛の売上げ基本値がかけ離れていることから、大塚愛がどれほど売れたのかチャート上からは全く予想がつかなかった。日曜付の時点でただ一つ言えた事は、B’zが週間首位で大塚愛が週間2位になるということだけだったのだ。
結果はB’zが大不振。初動16.0万枚となり、前作の20.2万枚を大きく下回った。初動が20万枚を割れたのは03年の「ARIGATO」以来となり、今後の連続首位記録維持に黄色信号が点り始めたと言える結果に。大塚愛もタイアップの割にぱっとせず、初動は7.0万枚に留まった。
また上位以外では、この週11位にランクインしたネスミス「追伸」のデイリー動向に対する疑問の声が多々挙がった。
→何故？ネスミス謎のスーパーランクアップ (4/15)
ぶっちゃけてしまえば「売れるきっかけが0に等しい作品」が突如ランクアップし出したのだ。初日40位だったのが、翌日は35位、さらに12位→5位→5位→8位と推移。タイアップもTV出演もなく、さらには試聴不可とあり、売れるきっかけが全くなかっただけに「自社買いではないのか」という疑惑も浮上したほどだった。
その他9位には上木彩矢「ピエロ」がランクイン。B’z「ゆるぎないものひとつ」のカップリングと同名・同様の曲をA面としてリリースし話題を呼んだものだった。
週間首位
B’z「ゆるぎないものひとつ」…初動16.0万枚
主な出来事
・B’zが初動20万枚割れ
・ネスミスの謎のスーパーランクアップに疑惑の声
・雅 -miyabi-が5作連続トップ10入り
２回目の投稿です。B’zのピエロをカヴァーしたのは上木彩矢さんなのでは？
大変申し訳ないです。。
これもまた変換ミスでした。後ほど訂正いたします。
ご指摘ありがとうございました。