嵐、好調それとも不調? 前作比初動大幅減の原因は果たして…!

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オリコンシングルデイリーチャート金曜付の結果からは、やはり嵐「We can make it!」の指数の粘りを感じ取ることは出来なかった。

売上的には12万枚を超えてきたが、前作「Love so sweet」の20.4万枚には遠く及ばない。さらには前々作「アオゾラペダル」の初動15.4万枚ですら下回る勢いだ。落差が激しいように見えるが、その原因はどこにあるのだろうか。


嵐・キンキ・関ジャニ・NEWS
最新作品の1週目指数比較
キンキ関ジャニNEWS
30754422545487058458
22441275583036938228
9398132711090613523
54686849498414974
655353597286
596154857904
指数計68781102446111973140373
補正係数1.75
初動(予測)120366

180534

196733243608

今回は嵐の売上が思いのほか伸び悩んでいる理由を、エンドリやアニメイト効果の時のようにQ&A方式でまとめていきたい。

・GWだと売上が下がる?
ここ数年では、GWに発売されるCDの売上は前後の週に発売される作品の売上に比べて勢いがない。これは旧作にも影響があり、嵐・月島きらり、さらにはキンキの2週目もあまり伸びていない。
原因はやはり購入層の帰省などでCD以外へも出費も多いことや、GWという楽しみをCDより優先させていることなどが挙げられるだろう。


・嵐は今回特典がないって言うけど、具体的にどうなってるの?

「アオゾラペダル」

3種類、シークレットトーク無、初回Aと初回BのDVD収録違い、通常には初回+1曲(「夏の終わりに想うこと」)+カラオケ

「Love so sweet」
2種類、シークレットトーク有、初回に通常+1曲(「ファイトソング」)、通常のみカラオケ

「We can make it!」
2種類、シークレットトーク無、初回に通常+1曲(「Future」)、通常のみカラオケ

ぱっと見て「アオゾラペダル」は非常に豪華であるが、最近の2作にそれほどの相違点は見当たらない。前作との違いはシークレットトークの有無とタイアップの違いである。つまり、「アオゾラペダル」から特典を外しまくったとはいえ、「花男効果」で「Love so sweet」は売上を伸ばし、「花男」が「バンビ~ノ!」に変わってシークレットトークが無くなって前作より伸び悩んでいるというのが、一番単純に考えた場合の結論である。


・「Love so sweet」と比べると何が分かるの?
タイアップ力の違いが最も際立つことになる。シークレットトーク以外で相違点がないため、「花男」と「バンビ~ノ!」のタイアップ効果の違いが如実に現れる結果になってしまうことは間違いないだろう。現状での結論は「花男」が凄過ぎたということに他ならない。


・前作は「花男効果」だから比較対象にならない!もっと近い条件で発売されたものはないの?

DVD付きという違いがあるが、「サクラ咲ケ」が最も近いと思われる。

「サクラ咲ケ」
2種類、シークレットトーク無、収録曲違いなし、初回はDVD付
⇒初動11.5万枚(既に今作はこのラインを突破したと思われる)


・それで今作は好調なの?不調なの?

結論から言えば、言い方が少々厳しいかもしれないが条件の割には好調ということになる。「サクラ咲ケ」と比較したときに、DVDか収録曲違いのどちらが得かと考えればやはりDVDの方が得である。そのDVD付きである「サクラ咲ケ」は初動11.5万枚だったため、そのラインを2日残して上回ったのだから、条件面で考えれば好調とするのが妥当であろう。
ただ残念なことに上での考察から、「バンビ~ノ!」のタイアップ効果は壊滅的なものであることが証明されてしまいそうだ。

ただそれでも、前作比初動約5万枚減ということになればイメージダウンは避けられないのかもしれない。次世代のジャニーズを引っ張っていく存在となり得るだけに、ころころ条件を変えずに安定した売上をマークできるようになるのが一番いい形ではある。

週間結果時よりも詳しい考察をしてしまったようにも思えるが、ともかく残り2日でどこまで売上を伸ばして粘りを見せられるかというのが今現在の最大焦点である。毎日が休日なので大幅な売上アップとはならないかもしれないが、最後の粘りに期待したい。

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7 Responses

  1. あい より:

    前作はなんといっても井上真央主演大ヒットドラマ花より男子人気にあやかって売れただけ。しかも初回カップリングが幻のDの嵐テーマソングということで売上を伸ばす要因が二つあったそう。今回は松本潤主演ドラマ自体が人気評判もイマイチでカップリングも話題無しだから売上は激減して当然?ブログ主さんが指摘する通り前作は花より男子人気に便乗して売れただけ、それに尽きるでしょう。

  2. 流れ者 より:

    嵐の場合いったん落としても次で必ず対策が講じられて初動が戻ってます。
    今回の結果が出る前にこんなことを言うのも変かもしれませんが、次は大きな正念場かなと思います。

  3. いづみ より:

    うたばん効果が出ず、指数が下がっちゃいましたねー。
    バンビ~ノ!枠の前回のドラマは「ハケンの品格」でしたね。これも、視聴率の割に中島美嘉の「見えない星」は全く売れなかったので、主題歌の扱いが悪いんでしょうか?
    今回の曲は特典が無しだったので、自分も
    初回しか買いませんでした。
    でも、本来ならこうあるべきなんですよね。
    ファンがアーティストを甘やかしちゃいけないなと思っています。

  4. 律子 より:

    自分は嵐のファンなのですが出来ればこれからは一種だけの発売方法にして欲しいと思ってます。
    複数発売にしてファンが買い占めて、初動が
    多くても正直、嬉しくありませんし
    オリコンだって初回と通常は別々で計算するべきだと思っています。
    嵐に限らずジャニーズはいつも複数商法に
    していますがいい加減やめるべきだと思ってます。

  5. うみ より:

    「Love so sweet」はシークレットトークが入っていたし、初回と通常の特典が違ったので両方買いました。
    しかし「We can make it!」は特典がイマイチなので初回盤しか買っていません。
    私も嵐ファンになった当初は、初回+通常と複数枚発売するのに憤りを覚えましたが、今は、特典が良ければ2枚買うのが当たり前になってしまいました。
    でも、コアなファンに負担を強いる販売方法は、やはりおかしいですよね。
    「We can make it!」曲自体はとてもイイと思います。

  6. トーリ より:

    自分は嵐ファンでもなければ花男もたいして見てませんでしたけど
    Love so sweetはなんかアップテンポで良いな~とか思いましたよ~
    一個前のやつは普通に良かったから売れたんじゃないかとも思います~

  7. トーリ より:

    トーリというお名前の方はもう一人いらっしゃったのですね…自分は最近の書き込み組(娘。や久住さん辺りから)なので知らずに被ってしまったみたいです。次からは少し変化させます。