倖田來未、同じ「豪華4曲タイアップ」でも1年で約10万枚減と大苦戦

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FREAKY(DVD付)オリコン週間シングルチャート速報が先ほど発表され、収録されている4曲にタイアップをつけた、所謂「4A」(4曲A面の略)である倖田來未「FREAKY」は週間首位を獲得したものの、初動は10.8万枚にとどまった。
倖田來未は同じ「4A」である11ヶ月前の「4 hot wave」が初動20.7万枚であり、今回は同じように4曲にタイアップをつけても当時より約10万枚減と非常に厳しい結果が突き付けられた。


倖田來未の推定売上(指数×1.75)累積推移
倖田來未

先日の記事で示したグラフの最新版が、上で示したものである。見ての通り、同じ「4A」という条件で比較対象に出した「4 hot wave」から約9~10万枚売上を減らしたことになる。これは昨年に比べて大体半減していると見てよく、昨年時は成功を収めた「4 hot wave」のように収録される4曲すべてにタイアップをつける手法で臨んだとしても、今の倖田來未はこのくらいしか初動を出すことができないということを大々的に知らしめる結果になってしまったことになる。

今年の倖田來未は両A面だった「BUT/愛証」も初動6.4万枚に留まっており、どうもシングルでの勢いが感じられない。最近は単曲でのリリースもなくなっており、もし「恋のつぼみ」のような通常の形でリリースした場合は、初動が5万枚台にまで落ち込む可能性も出てきてしまったことになるだろう。今回見かけ上は前作より初動が増えていかにも復調しているように見えるが、現実は全然違うというわけである。

果たして次のシングル以降で倖田來未はどのような勝負を仕掛けてくるのだろうか。昨年のような勢いはもう感じられないが、何とか粘りと底力を見せてほしいところである。

・1位は、倖田來未の通算36枚目のシングル「FREAKY」(初登場赤丸付、10.8万枚)。シングルの1位は、2006/10/30付の「夢のうた/ふたりで…」以来通算4作目。

http://www.oricon.co.jp/news/rankmusic/46042/

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12 Responses

  1. マルコ より:

    倖田時代は短かったですな
    前回の4Aの時は基準にするものがなかったけれど今回は「4 hot wave」という基準がある
    わずか11ヶ月で10万枚減ったということは、前回「BUT」が「夢のうた」から10万減らしたのと同じなんですね
    2Aで-10万
    4Aで-10万
    なので単純にこの数か月で固定が10万減ったってことでしょう

  2. 流れ者 より:

    倖田來未は一体どうしてしまったんでしょうね。売上を繋ぎ止めるために複数A面にするしかない状況になったのでしょうか。
    1曲A面で出す勇気はもう事務所に残っていないでしょう。

  3. トーリ より:

    女子中高生は移ろいやすいですからね
    絢綾やYUIといった女性ソロアーティストの台頭とも関連はあるでしょうね

  4. ドラ より:

    去年の4Aと比べてしまうとブームの終焉をはっきりと感じてしまう結果になりましたね。バラベスの売り上げを考えれば健闘したとも思いますけど。

  5. ko より:

    ついに倖田來未の時代が終焉に向かっているわけですね。曲が全部同じに聞こえますし、音楽番組での私スターやろ?ってな感じが痛いですね。これからはYUIや絢香などが音楽業界を引っ張っていってほしいですね。

  6. 岡崎みり より:

    マンネリって感じですね。
    いつも変化のない歌い方・楽曲の乱発のせいか、あまり新曲って感じもしない。トークにしても、もう「ダイエットでがんばりました」ネタは飽きたって感じです。

  7. 曽我部 徹造 より:

    1位で、前作より4万以上増加の10万以上売って、それでこれだけ叩かれるとは、逆に倖田の注目度がわかりますね。かえって倖田に根強い支持層があることを今回立証したのではないでしょうか。

  8. あゆく より:

    くぅちゃんはうたひめ
    カワユス
    あゆとくぅちゃんはうたひめ

  9. AG より:

    品のない笑い、自慢話、衣装の真似、露出。
    アーティスト云々より人間として、大人としてどうなのか?

  10. key より:

    パチンコのCMに出る時点で倖田の時代は終りつつあるんだな、と感じます
    今回の曲で強いて良いと思ったのはgirls
    それ以外は全く気持ちに残りませんでした
    エイベックスの女性ソロアーティストは皆こんな感じですが倖田來未の時代は短かったですね

  11. ARIA より:

    はっきり言って好きではありませんが、確かな歌唱力があるので生き残るのではないでしょうか。ただセールスはこれから減少していく一方でしょうね。どこで歯止めをかけられるかに注目です。

  12. 金魚花火 より:

    僕は以前から、倖田來未の2005年以降の人気には違和感を持っていました。と言っても、僕自身は彼女の事が嫌いというわけではありませんよ。彼女は歌唱力が高いし、キャラクターも魅力的だと思いますよ。
     ではなぜ、違和感を感じてしまうのかというと、彼女の場合は「エロかっこいい」パフォーマンスや、「12週連続シングルリリース」のような飛び道具的な手法を使って天下を取ったという感じが否めないからです。