最新のオリコンシングル週間ランキングでは、2010年の大晦日に放送された「NHK紅白歌合戦」の影響で売上を伸ばした、植村花菜の「トイレの神様」が2週連続の1位を獲得した。
しかし、この1位獲得時の売上が、1週目・2週目でそれぞれオリコン史上ワースト1位・2位の売上だったことはあまり知られていない。ライバル不在がもたらした記録と言えそうだ。
植村花菜の「トイレの神様」は、2010年の大晦日に「NHK紅白歌合戦」で披露されて以降、急速に売上を伸ばした。オリコンのデイリーランキングでは昨年の12/31付から1位に浮上し、その後今年の1/10付まで1位を守った。
この売上アップにより、1/10付の週間ランキングでは先週の15位から14ランクの急上昇を見せ、昨年11月の発売以来初の1位を獲得した。
しかし、その時の売上は急騰したとは言え僅か11327枚しかなく、オリコンのシングル週間1位の歴代ワースト売上記録を大幅に更新する事態となった。「トイレの神様」が塗り替える前は、AAAの「MIRAGE」が25333枚でワースト1位だったが、この半分以下となる驚異的な記録となった。
「トイレの神様」は翌週も22954枚を売り上げて週間1位を獲得するが、これも「MIRAGE」の記録を約2400枚下回るものだった。すなわち、「トイレの神様」がオリコンで2週連続1位を獲得したこの2週間は、オリコンの40年以上の歴史上初めての超穴場期間だったと言える。
「トイレの神様」が2週連続1位を獲得した期間では、新譜のリリースが非常に少なかった。1/10付集計分の新譜中、最も売れたのは演歌歌手・川中美幸の「長崎の雨」で、その売上は約4000枚だった。また、1/17付集計分の新譜では、韓国のロックバンド・CNBLUEの「RE-MAINTENANCE」の約3900枚が最高だった。
このように「2週連続1位」の言葉だけを受け取ると、Mr.Children「HANABI」以来2年4ヶ月ぶりという報道もあったことから、いかにも物凄い記録に見える。しかし、その売上が2週連続1位を獲得した作品の中でダントツのワーストレベルだったことを覚えておきたい。
オリコン週間1位の売上ワースト記録
11327枚:植村花菜「トイレの神様」
22954枚:植村花菜「トイレの神様」(2週目)
25333枚:AAA「MIRAGE」
26353枚:DEF.DIVA「好きすぎて バカみたい」
27441枚:渡り廊下走り隊「アッカンベー橋」
トイレの神様(DVD付) | |
植村花菜
キングレコード 2010-11-24 |
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オリコンが合算週を避けたのはある意味成功だったのかもしれませんね。しばらく最低記録の更新はなさそう。
ただ、この記録を知った人が植村花菜批判をすることに繋がるのが一番嫌ですね。
ぶっちゃけ・・・特にほしいとおもうタイトルじゃない
CDラックをみたら「トイレの神様」
そのたびに微妙な気持ちになるとかちょっとな・・というわけで購入回避してる
流石トイレの神様、神がかってるな。
おれもトイレ掃除ちゃんとしよ。
どうせ「トイレの神様」をばかにするなというようなコメントで埋まりそうだから書いておくと
この記録は事実。
1.1万枚で1位を取れたことも事実。
1位だけどたった1.1万枚だったことも事実。
楽曲自体の批判の意図はどこにも見えないのにこれ見てばかにするなと発狂するのはいけないね
うわあ…どんだけCD売れないんだよ
10万枚で少なめだとか思ってた時代があったのに。
なぜこれが人気あるかわからない
ようするにラッキーで1位を取れたということでしょう。
新譜が少なかっただけじゃなくて、
他の曲が紅白効果で爆発しなかったからというのもありそうです。
複合要因なので運の要素が強い。
決して植村花菜が売れているわけではないこと。
周りが売れなかったから成し得た2週連続1位であってこの曲が認められたわけではない。
人気があるというのはシングル売上だけで測ってはならないのにマスコミはそれをやった。
そしてこの2週連続1位はオリコン史上ワースト。
そこら辺の基礎事項は記憶にとどめておきたいですね。
合算週がなくなったことも大きいですね
通例通り2週合算にしていればこの記録は誕生しなかったんですから
ただ、合算にする制度のほうが本当はおかしいんですけどね
非常にためになる記事ですね
テレビだけを見ていたらわからない事実がここにあります
マスコミがインチキヒットを煽っただけというのがよく分かります
1位なのに周りで誰もこの曲を話題にしないので
本当に売れているのかとずっと疑問に思ってました
お陰ですっきりしました
気持ち悪かったのは紅白が始まるずいぶん前から
この曲が年明けに売上が伸びるだろうと言われていたこと
なぜ分かるんだと不思議に思いました
確かに1位は取りましたけどこの売上だと偶然にもほどがあるってわけで
これでブームなんて煽られるとちょっと首捻りたくもなります
トイレの神様が配信でもヒットしているというのは間違い
実はレコード協会調べではまだ25万DLにも達していない
後から発売されたJUJUの「この夜を止めてよ」の方が凄まじいヒット
この歌のどこが感動できるのか、レビュー書ける人いるんですか?
いくら年末年始が売上下がりやすいとは言え
過去にここまでになったことはないですからね
合算週じゃなくなったことを差し引いてもひどすぎます
そして同じ1位でも10万枚と1万枚では10倍違うわけですから
これでマスコミが同じようにヒットを煽るのは納得できない
そこら辺の問題をもっと多くの人に理解してほしい
とは言えこうやってクローズアップされないと国民はマスコミに騙され続けるんだろうけど…
確かに2周連続の1位は凄いと思います。初登場以外での1位というのも、かなり久しぶりな気もしますし。
ただ、気になるのは、なぜこの時期に有力な新譜がリリースされなかったのか。例年でしたら、毎度のように元旦発売の有力アーティストが軒を連ねていたのですが・・・。また、状況的に見て、セールス的に穴場になることはレコード会社も把握できていたはずで、通常、ジャニーズ、AKB、そしてエイベックス系の下に埋もれてしまうようなアーティストでも、狙って1位を獲りにいくことだって出来たはずです。
何が言いたいかというと、「トイレの神様」の1位獲得は、チャートの穴場があったことによる偶然ではなく、予め決まっていたのではないかと思うのです。曲自体は、アルバム収録曲で、すでに去年の春ごろに一部で話題になっていました。ラジオでも軒並みフルコーラスで流れていましたし、なかなか良い曲だなぁと思っていました。シングルカットされてもおかしくないと思っていたのですが、結局11月になってシングルカットされました。そして、紅白初出場、さらには年明け早々のドラマ化。元々の曲の良さもさることながら、年末のさまざまな音楽番組に出演し、紅白出演、そしてとどめのドラマ・・・。
「トイレの神様」の1位獲得は、偶然ではなかったと思います。邪推ですが、業界の中で、「この曲を1位にしよう」みたいな申し合わせがあったんじゃないかと考えます。特に根拠はないんですが、そうでないと、年末年始にここまで有力アーティストのリリースがないことの説明が付かないと思うのです。
1位獲得の一番の要因は、繰り返しますが、純粋な曲の良さもあるとは思いますが、有力アーティストの(意図的な?)不在と、年末の音楽番組、紅白、ドラマ、そして情報番組というTV番組による「煽り」の結果だったんじゃないか。私はそう思います。
地元のラジオで夏頃から頻繁にかかってた。
正直ウンザリだった。
大阪で売れてるという触れ込みだったが、東海地方で誰がリクエストするのかと。
リクエストした人、リスナーのメールやハガキやコメントを聞いたこと無い。
ここには「ワースト記録」の事実だけがあるのに、それがどうして楽曲批判に繋がるんでしょうね。
曲を批判している人は何が気に入らないのですか?
楽曲そのものは売上と別物として捉えるべきであり、売上の話なのですから売上の議論をすべきです。
あとtwitter見ましたが、この記事には記録しか書かれていないのに、何故か被害妄想して馬鹿にされたと曲解する人もいるんですね。
そういう人たちがいるせいで某掲示板とかで「トイレの神様を聞いて喜んでる人のレベルを疑う」とか言われるんですよ。
ちなみにワースト記録が達成されたのはシングルカットだから、既発曲だからと言う方がいますけど、それでもワーストはワーストなんです。
ランキングの本質が分からないのでしょうか?AKB48の1位が握手だからインチキだと言っている人とレベル変わらないですよ。
いくらそんなことを言っても参考記録にはなりません。
土俵を理解した上で売上記録の話をすべきです。
好きな人も嫌いな人もいて当然。
批判を批判(?)する人も落ち着け。
無意味に批判する奴も落ち着いて。
ちなみに、私はトイレの神様以外の植村花菜の曲が好き。
ファイナルファンタジーアンリミテッドのおねーちゃんか。
若干コメ欄が荒れている気が……管理人さんのツイッターのほうもそうですが、これは「こういうメディアの偏向報道に気をつけよう」という話であって、曲の批判場になってしまったり、管理人さんが植村花菜のことを悪く書いているという風に取る人が居る現状に驚くばかりですが。
管理人さんの考えと僕の考えが間違っていたら申し訳ありません。
シングルカットだから考慮しろとか言ってる人には
オリコンランキングの集計方法と順位の決定の仕方から勉強してほしい
これだとお金持ちがおふざけで
自分のCD1位にする人が出てくるんじゃないかな。
年末年始は曲のプロモーションがほとんどできないので
1位をとれるとしても売上が伸びないことはわかりきっている。
そのため最近はシングルの発売がないですよね。
だからこそ紅白の効果がとても分かりやすい。
あとこのワースト記録で植村花菜を批判するのは間違っているでしょう。
発売されたのが1カ月以上前ですし。
むしろこの売上をこえる曲がなかったのが問題なのでは?
植村花菜は年末に比べて売上も伸びているのでがんばった方だと思います。
盗作とは言わないけど、中島みゆきの糸という曲にそっくりで笑った。
「HANABI」と「トイレの神様」は同じ2週連続1位でも、かたや2週で34万枚を稼いだのに対し、もう一方はわずか3万枚程度です。レベルの差は歴然としていますよね。
このランキングは植村花菜も「トイレの神様」も批判するようなものではない。
問題視されるべきは複数のハンデがあった「トイレの神様」に勝てなかった曲たち。
特にスマイレージはレコ大で最優秀新人賞を取ったにも関わらず、この絶好のチャンスで全く浮上してこなかった。
近年はCDの売り上げ自体が落ち込んでいると聞くので、作品単体の売上枚数だけでなく、シングル全体の売上枚数についての視点も欲しいところですね。
シングル全体で1億枚売れている中での10万枚と、10万枚しか売れてない中での1万枚だったら、後者の方がヒットしていると言えなくもないので。
前ワースト記録のAAAの時はAAAが変なブーストしないで空気読んでいれば
紅白効果で浮上した「吾亦紅」が1位になっていたはず。
ワースト記録でも1位取るのと2位止まりではその後のマスコミの扱いの差はけっこう大きい。
今回の1位で「トイレの神様」はしばらく上位にランクインはするとは思う。
ClariSが新曲出していれば1位取れたんじゃないか
なんて考えているのは自分だけでいい。
初動が見込める新譜が出ていないのだから、ウィークリー最低記録更新は必然でしょう。
レコード会社/プロダクションとしてはまたとないオリコン一位奪取のチャンスを逃したとも言えますね。初動で約3万枚見込めるシンガーがいたとすれば、「初の一位」を取れたわけですから。勿体無い、、、。
今の時代、順位だけで何かを語れるような
ものでもない。こういう曲が上位という事
は、それだけCDが売れないという事。
自分はピアプロで作詞・作曲の同時進行と
いう、特殊な音楽を作っている。とにかく
トイレは長い。