2007年度オリコン上半期シングルチャートベスト50、全結果速報!

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千の風になって年間全52週のうち、先週までで半分の26週が経過した。年間52週のちょうど半分を上半期という区切りにした時の、オリコン年間シングルチャートベスト50の結果速報をお届けする。

上半期No.1に輝いたのは果たして誰だったのだろうか。今年の上半期シングルチャートベスト50を、オリコンに先駆けて考察したい。


注:年間途中経過速報と同じく、オリコンでの正式発表に先駆けた速報性のある記事です。
その性質上から、1桁までの正確な数字は載せておりません。順位が分かる範囲までの数字を最高で小数第1位(載せている数字以下は第2位以下四捨五入)としました。また手集計であるという性質上、オリコンでこの後発表される数字と若干の誤差が生じる場合があります。

正式な数字は必ずオリコン本誌をご購入の上、ご確認下さるようお願い致します。


(この先携帯の方は、フルブラウザ以外では正しくご覧いただけない場合があります。)

(オリコン年間集計期間: 2006/12/25付~2006/06/18付)

タイトルアーティスト売上
(万枚)
1千の風になって秋川雅史91.6
2Flavor Of Life宇多田ヒカル63.0
3Love so sweet42.1
4コブクロ40.8
5関風ファイティング関ジャニ∞34.0
6フェイクMr.Children32.1
7星をめざしてNEWS31.0
8WINDING ROAD絢香×コブクロ30.8
9喜びの歌KAT-TUN30.0
10明日晴れるかな桑田佳祐28.4
11Lovers AgainEXILE24.3
12ズッコケ男道関ジャニ∞23.1
13BRAND NEW SONGKinKi Kids22.1
14永遠の翼B’z19.7
15We can make it!19.7
16しるしMr.Children18.7
17100万回のKISSGLAY17.4
18Rolling StarYUI16.9
19CHE.R.RYYUI16.5
20僕らの街でKAT-TUN14.8
21Baby Don’t Cry安室奈美恵14.4
22HONEY BEAT/僕と僕らのあしたV614.2
23東京にもあったんだ/無敵のキミ福山雅治13.8
24キッス~帰り道のラブソング~テゴマス13.5
25ミソスープテゴマス13.1
26SEVENTH HEAVENL’Arc~en~Ciel13.0
27空が泣くからENDLICHERI☆ENDLICHERI12.8
28BUT/愛証倖田來未12.8
29CHU-LIP大塚愛12.1
30トレインケツメイシ12.0
31SUMMER TIME LOVEEXILE12.0
32哀歌(エレジー)平井堅11.8
33Lovin’LifeFUNKEY MONKEY BABYS11.3
34道(完全限定生産盤)EXILE11.2
35春風ゆず11.0
36もってけ!セーラーふく泉こなた(平野綾),柊かがみ(加藤英美里),柊つかさ(福原香織),高良みゆき(遠藤綾)10.6
37サクラ色アンジェラ・アキ10.4
38君の好きなとこ平井堅10.3
39大阪LOVERDREAMS COME TRUE10.2
40×~ダメ~/Crazy Rainbowタッキー&翼9.6
41宙船(そらふね)/do! do! do!TOKIO9.5
42鼓動GLAY9.4
43Cry BabySEAMO9.0
44あばよ氷川きよし8.8
45茜空レミオロメン8.7
46ジャスミン/RainbowV68.4
47君に贈る歌/ラッキーでハッピー小池徹平/ウエンツ瑛士とガチャピン・ムック8.2
48シアワセaiko8.2
49きよしのソーラン節氷川きよし8.0
50ひとり薩摩路水森かおり7.8


・上半期No.1の座に輝いたのは秋川雅史「千の風になって」であった。上半期の売上は91.6万枚となり、残り26週で8.5万枚弱を売り上げると年度内でミリオンセラーに到達することになる。

・上半期トップ10内のジャニーズアーティストは4組と、昨年に引き続き依然としてジャニーズ勢が強いことが分かる。ジャニーズ勢を打ち破れるアーティストがなかなか登場しないことが大きな問題である。

・9位に入ったKAT-TUN「喜びの歌」はわずか1週での上半期トップ10入りとなった。

・18位、19位にYUIの2作品が並んでいる。意外なのは初動では「CHE.R.RY」の方が上だったものの、累積では「Rolling Star」の方が上でとなった。ただ「Rolling Star」は既に200位圏外であり、これから「CHE.R.RY」が年末までに逆転する可能性もある。

・昨年末にわずか1週で年間上位に食い込んだKAT-TUN「僕らの街で」は、2週目以降の売上が今年度の集計に回る。その売上は14.8万枚で、現在年間20位となっている。

・33位のFUNKY MONKEY BABYS「Lovin’ Life」はじわじわと重ねた売上が11.3万枚に達している。FMBは新作も好調で、今後に期待のかかるアーティストへと成長しつつあるようだ。

・36位に入った泉こなた(平野綾),柊かがみ(加藤英美里),柊つかさ(福原香織),高良みゆき(遠藤綾)「もってけ!セーラーふく」は近年の声優歌手の作品としては異例の、「年間集計内に10万枚突破」を達成した。近年の傾向から、年間でもトップ100内に残るはずだ。

・39位のドリカムまでが10万枚突破となった。上半期の10万枚越えは39作で、弾順に2倍すれば年間では79位から10万枚割れということになるが…?
ちなみに昨年は年間が2週長い(つまり上半期は1週長い)ながらも45作が10万枚越え。その時点で単純に2倍すると年間の10万枚越えは90作という予測が立つが、年間では99作が10万枚を超えた。

以下のデータを見ても、今年は昨年よりも全体的に売上が伸び悩んでいることが分かるだろう。

昨年上半期との比較
1位…100.1万枚(KAT-TUN「Real Face」)
→-8.5万枚
10位…30.6万枚(ケツメイシ「旅人」)
→-2.2万枚
20位…18.4万枚(レミオロメン「太陽の下」)
→-3.6万枚
30位…13.3万枚(浜崎あゆみ「Bold&Delicious/Pride」)
→-1.3万枚
40位…11.3万枚(WaT「僕のキモチ」)
→-1.7万枚
50位…9.2万枚(柴咲コウ「影」)
→-1.4万枚


昨年、ネット配信とシングルCDの市場規模が初めて逆転した。
(シングル…508億円、ネット配信…534億円)
徐々にこれからネット配信の方にシフトしていくが故に、シングルチャートの売上枚数は減少傾向となっていく可能性もある。上のような昨年に比べた減少のために、音楽業界全体が縮小していると捉えてはいけないということであるが、やはり枚数が減っているのには寂しさを感じざるを得ない。

年末はどんな顔ぶれが上位に並ぶのであろうか。当サイトでは今後も毎週の考察を通じて、今年の音楽チャートを追いかけていきたい。

上半期総括特集
2007年上半期総括特集vol.1:流れを変えた紅白…「千の風」が急上昇!
2007年上半期総括特集vol.2:「千の風」が頂点に、通算1000作目のNo.1は?
2007年上半期総括特集vol.3:宇多田ヒカルが復活、3週連続首位獲得!
2007年上半期総括特集vol.4:試練の時…ベテラン勢の相次ぐ不調
2007年上半期総括特集vol.5:らき☆すた・月島きらり他アニメ勢が大活躍!

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