嵐にオリコン超補正1.83、大幅減も初動15万枚辛くも死守!

LINEで送る
Pocket

オリコン週間シングルチャート速報が先ほど発表され、嵐「We can make it!」が初登場1位となることが分かった。初動が前作比大幅減になることは先日伝えたが、問題の初動は15.1万枚となり、何とか15万枚割れは避けられた様子である。


嵐・キンキ・関ジャニ・NEWS
最新作品の1週目指数比較
キンキ関ジャニNEWS
30754422545487058458
22441275583036938228
9398132711090613523
54686849498414974
4187655353597286
10204596154857904
指数計82452102446111973140373
実際の補正1.831.761.751.73
初動151***

180534

196733243608

嵐は前作「Love so sweet」が人気ドラマ「花より男子2」の主題歌となり久々の初動20万枚突破となった。それだけに今回初動が5万枚減となったのにはやや落差を感じざるを得ない。しかし、タイアップや特典面などを考慮すればこれだけ売ったことに一定の評価を下せるのではないだろうか。
なお嵐の初動が減少した原因は既にこちらの記事で考察済みであり、目を通していただければ幸いである。

さて今回の嵐に関する考察はここまでである。ここからは、嵐ではなくオリコン指数に関する考察に移りたい。

上の表を見ても分かるように、今回嵐の作品に関して指数計から週間売上への補正が他のジャニーズアーティストに比べても大幅に高く掛けられていることがお分かりいただけると思う。これに対して各所では厳しい意見が飛び交い、「ミヒマルより初動が高騰したのは酷すぎる」などと、オリコンの結果に対する批判が噴出しているようだ。

そのミヒマルは週間の指数計が88479点であり、週間枚数の146000枚(仮)をこれで割って補正係数は1.65である。これはアルバムの補正係数がおおむね1.65~1.67であることを考えれば極めて妥当な数字である。
ところが、嵐はそのミヒマルの指数計を下回る82452点で、これまで3ヶ月間殆どのアーティストの作品が補正係数1.74~1.76で落ち着いてきた中、突出して高い1.83という補正となったのである。通常どおり1.74~1.76ならばミヒマル以下の数字が出るはずであり、上記のような批判が出てくるのには納得である。

何だそれだけかというかもしれないが、特定のアーティストだけにアニメイト効果のような分かりきった原因もなくこのような補正となり、3ヶ月間ほぼ一定で推移していた補正が崩れてしまうのならば、エンドリ VS YUI以来戻ってきたと思われたオリコンの信頼性がここで大きく揺らぎかねない事態となってしまう。

もしこれで嵐に批判が降りかかるようなら、アーティストとしての嵐が可哀想である。


関連記事
嵐、好調それとも不調? 前作比初動大幅減の原因は果たして…!
水樹奈々がオリコン2位になった理由の「アニメイト効果」って何?
エンドリvsYUI、YUIが2万枚差でエンドリを下す大金星!
ENDLICHERI☆ENDLICHERI(堂本剛)、過去のオリコンでの僅差勝利全記録
オリコンが個人ジャーナリスト相手に巨額の損害賠償請求訴訟を起こす

We can make it!
We can make it!嵐 UNITe 櫻井翔

ジェイ・ストーム(SME) 2007-05-02
売り上げランキング : 80

おすすめ平均 star
starまさに「為せば成る」
star嵐NEWシングル!!!

Amazonで詳しく見る


この記事をご覧の方には、以下の記事もおすすめです

17 Responses

  1. マルコ より:

    問題はエンドリや嵐といったジャニーズばかりにこうした数字疑惑が出てくるということ
    歌手自体の批判に繋がらないことを願いたいよ

  2. りん より:

    先週のモー娘のデイリー推移から考えて、過去のエンドリ疑惑(特に去年のvsポルノ)の謎が解けたかなと思ったところだったんですが…
    また新しい謎が出てきましたね。

  3. MIJ より:

    ゴールデンウィークもありましたし
    指数の集計があやふやになっただけじゃないか?

  4. エルメス より:

    重要なのは、嵐が1.83倍だったことよりも、
    嵐以外は正常だった ということです。
    これが何を意味するのかは各自が考えるところですが…
    嵐本人が批判の矛先に向かわないようにしたいですね。

  5. SAGA より:

    他のジャニーズ勢と比べて日曜に売上が倍増してるのは面白いですね。

  6. より:

    雑誌媒体の部数を考えればジャニは影響力が大きいからこの種の疑惑は常に生まれますよね。

  7. より:

    オリコンはいくらもらってるんだ

  8. ムー大陸 より:

    いわゆる「アニメイト効果」なんて、程度の差こそあれ、いくらでもありうるのでは?
    むしろ、それぞれの購買層、購買方法等を考えたら、補正係数を1.74~1.76と固定化して考えるのに無理があるのでは?
    デイリー集計対象が2200店、ウイークリー集計時には、Fax報告店、ネット通販等の820店が加算されるという前提での「指数」公開です。
    ネット通販や家電量販店などでの購買状況によって大きく左右されることもあります。
    何でも色眼鏡で見て、「疑惑」だと取り沙汰する前に、
    勝手に一人歩きしてしまっている補正係数そのものを、もっとファジイにとらえるべきだと思います。
    そうでないと、なんだか楽しめませんけど・・。

  9. mc.AD より:

    何というかこの2ヶ月間で蓄積されたデータって何だったんでしょうね…
    こうも簡単に覆されてしまうものでしょうか。
    こんな風だと、アヴリルがここ2週間馬鹿に売上が高いのも、KAT-TUNの時に下げられていたからだという推測すら出来てしまいます。
    ちなみに今回の嵐は、見事に3月1日以降もっとも高い補正係数になりました。
    エンドリといい嵐といい、ジャニーズばかりにこういう疑惑が出てくるのって偶然じゃないような気がします。
    何も知らない人が見たら「偶然だろ」などと語るのでしょうが…

  10. ばりっちょ より:

    私は嵐のファンですが、これはさすがに疑ってしまいました。
    日曜日の指数の上げ方は置いといて、指数の
    補正係数はまず、ないのでは?と思っています。
    他に、競合する相手もいないしほっとけば一位を取れるし、何よりも世間一般は初動枚数なんて気にしてないし、たとえ15万を切ったとしても、実質一種で勝負したこのCD
    の初動は十分検討されるはずなのにと思います。
    natsu様が書かれているように、批判が嵐に向く事が一番悲しいです。

  11. ken より:

    一つ疑問に思ったのが、今回嵐が一位を取る事ははっきりわかっていた事なのに、なぜそんなに補正を高くしたのでしょうか?前回の初動から大幅減を避け嵐のイメージを維持するためでしょうか?それなら嵐のためにも良くありませんね・・・オリコンはやはりジャニーズとのつながりが続いているんですね

  12. ナナツメ より:

    嵐以前にも福山雅治が1.83の指数補正でしたが、映画公開などまだ考えられる要素がありました。
    今回は理由がないし、何よりも他のジャニーズでもなかった高い補正ですからね…
    無理やり15万に乗せたという感じに見られても仕方ないでしょうね。

  13. ななし より:

    嵐(というかJE・JS)は怪しいですね。
    前回のキンキは操作なしだったんでしょうが…
    毎回数売り上げるのは自社レーベルだけ。

  14. 高橋 より:

    確かに異常な数字ですね。
    他のJタレントでは見られないのに、何故嵐?と不思議に思ったのですが、
    なるほどななしさんの仰るJE・JS=自社レーベルという共通点がありましたか。
    各タレントのファンの方にはいろいろと複雑な心中がお有りでしょうが、チャートファンは今後も冷静にデータを集めて分析するのみですね。
    次に比較・注目するとしたら、5/16のテゴマスでしょうか。

  15. のん より:

    サウンドスキャンでは14万5000枚に
    なってましたね。
    +6000枚は誤差の範囲なんでしょうか?

  16. 梅太郎 より:

    サウンドスキャンでは12万7859枚でし
    たが、1年前に出したCDは初回限定DVD
    付きで11万6996枚と今回と大して変わ
    らない枚数でしたね。特に通常は4万枚台で
    特典が付いても付かなくても買う人数は一緒
    ではないでしょうか。
    以前妹の付き添いでジャニーズショップに行
    きましたが、似たようなアングルの写真など
    を何十枚も買ってる人が大勢いました。
    ジャケ写違いでは2枚は買わないとコメント
    されてる人が多かったですが、ジャニーズに
    関してはそれは当てはまらないと思います。

  17. 今更ながら より:

    嵐の今回の数字は疑問が残りますね。
    今勢いがある彼等なので事務所側からの配慮がかかったと思えてなりません。最終日のいきなりの指数アップ、補正係数の高騰。1位は確実だったはずなのにこの程度の数字のためにいらぬケチがつくのは本当に本人達が気の毒です。