秋川雅史「千の風になって」、次週ついにミリオンセラー達成へ！

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今週のオリコン週間シングルチャートによると、秋川雅史「千の風になって」の週間売上は9252枚(12位)となることが分かった。
これにより同作品の累積売上は今週までに994003枚となり、ミリオンセラーまであと6000枚を切った。同作品は今年の1/15付チャート以降売上が週間売上が6000枚を割れたことがなく、さらに売上が回復傾向にあることから、これで次週のミリオン達成が確実となった。

秋川雅史「千の風になって」ミリオン達成への軌跡

秋川雅史は愛媛県出身のテノール歌手。この「千の風になって」が自身初のシングル扱いとなっている。

「千の風になって」が昨年5月24日に発売になった時の初動は、ほとんど無名に近い状態だったこともあり531枚という成績だった。この数字は、当然100位以内にランクインできる成績ではなかった。
しかしその後紅白出場が決まると、出演前にもかかわらず一気にオリコンチャートを駆け上がり、1/1付シングルチャートで31位に。さらには年明け1発目のチャートでいきなり4位にランクインするなどし人気に火がついた。そしてその翌週には周りの低レベルさに助けられ、週間首位としては歴代ワースト3位の不名誉記録ながらもついに頂点に上り詰め、クラシック歌手としては史上初のオリコン週間首位となったのだ。
その後は07年上半期のオリコンシングルチャートで91.6万枚(集計期間内)を売り上げ、宇多田ヒカルらに30万枚近くの差をつけて第1位を獲得、いま現在も年間トップを独走中である。

今回秋川雅史がミリオンセラーに到達すると、昨年3月発売のKAT-TUN「Real Face」以来となる。男性ソロ歌手に絞ると森山直太朗「さくら(独唱)」以来だ。そしてクラシック歌手としてはもちろん史上初の快挙となる。
また、秋川雅史が来週演歌チャートで首位になると通算30週になり、今週並んだ大泉逸郎「孫」が記録した通算29週を抜いて歴代1位となる。

待望の瞬間は次週訪れる。CD売上減退が騒がれる中で、一つの明るい話題となりそうだ。

補足
・ピアノ演奏のインストゥルメンタルのみ収録でミリオンに到達した作品として、坂本龍一「ウラBTTB」がある。(売上153.8万枚)

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